美を追究、健康もサポート − 佐藤清美さん
【「美の源は健康」と話す佐藤オーナー=桑名市陽だまりの丘7丁目のサロンチャームで】
「美の源は健康」と力強く語る。「まず健康があって、『癒やし』『美容』がある」。年齢を感じさせない白く透き通った肌が、全てを代弁する。
桑名市陽だまりの丘7丁目にあるサロンチャームは、メディカルサロンとして、フェイシャルを中心に、リンパマッサージや県内でも数少ないという「アーク光線治療」など、美の追究とともに健康へのサポートにも力を入れている。
夫の死をきっかけに、40歳の時にエステ業界に進むと決め、独立した。もともと人懐っこく、明るい性格。「子どものころから友人の髪を結ってあげたり、きれいにしてあげて喜ばれることが好きだった」
経営のノウハウもなく、手探り状態での起業は大変なことも多かったが、持ち前のプラス思考で乗り越えてきた。「困った時にもくよくよ考えない。疲れたら何も考えずに寝る。そうすると、大体何とかなっていくし、どうにもならない時はなかった」とあっけらかんと笑う楽天的なところも魅力的。もちろん、いつも明るく支えてくれた2人の息子や母親の存在も大きい。「おかげで仕事にまい進できた」
全ての出会いを大切にしてきたからこその今がある。開業以来の常連客もおり、「友人やスタッフ、お客さまなど周りの人たちに恵まれた。ありがたい」と感謝の気持ちも忘れない。
「仕事が好き。毎日が楽しい。あの時にこの道を選んだ自分は正しかった」と目を輝かせ、「70歳になってもきっとこの仕事をしていると思う」とほほ笑んだ。