【四日市】三重県警四日市南署は6日、同署地域課の20代男性巡査長が、交通事故の現場写真など約250枚の写真が記録されたSDカード入りの公用デジタルカメラを、一時紛失したと発表した。
同署によると、巡査長は3日午前11時10分ごろ、四日市市宮東町3丁目の路上で、交通違反車を誘導するためにパトカーの助手席から降りた際、膝の上に置いていたデジタルカメラ1台を落としたという。
付近を通りかかった70代男性が約50分後にカメラを拾い、翌日同署に拾得物として届けた。付近の防犯カメラの映像には、男性以外にデジタルカメラに触れた人が映っていなかったことなどから、個人情報の流出はないとみている。
清水浩之副署長は「発見されたとはいえ、個人情報の入ったデジタルカメラを紛失したことは遺憾。今後このようなことが無いよう、署員に対する再発防止策を徹底する」とコメントした。