野沢氏が出馬表明 三重県議選桑名市・桑名郡、参政党公認

【記者会見で、県議選への立候補を表明する野沢氏=県庁で】

会社社長で新人の野沢琢磨氏(43)=桑名市有楽町=は17日、県庁で記者会見し、任期満了(4月29日)に伴う県議選の桑名市・桑名郡選挙区(定数四)に参政党公認で立候補すると表明した。

野沢氏は会見で、昨年の桑名市議選で党副代表兼事務局長、神谷宗幣参院議員の応援演説を聞いたことをきっかけに出馬を決めたと説明。「三重が良くなることに貢献したいと考えた」と述べた。

その上で「障害者が住みやすいまちづくりを進めたい」とし、障害者の就職に向けた企業の理解促進などに取り組むと強調。歴史や文化を踏まえた特産品や観光地の魅力発信に努める考えも示した。

参政党が県議選の候補者を擁立するのは初めて。近く松阪市選挙区(定数四)の候補者を発表するほか、他の選挙区でも擁立を検討している。昨年の桑名市議選では党公認の候補者が県内で初めて当選した。

野沢氏は新潟県柏崎市出身。雑貨などをオンラインで販売する会社を名古屋市内で経営しているほか、桑名市内では障害者の就労を支援する事業所を運営している。新潟県立高田南城高通信制卒。