【四日市】三重県内の経済団体などでつくる「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」(小林長久会長)は17日、四日市市鵜の森のユマニテクプラザで「E&E(エネルギーと環境)フォーラム」の講座を開いた。
県指針に基づく検温や手指消毒など新型コロナ感染拡大防止策を徹底し、今回はリモート講義での実施となった。
このフォーラムはエネルギーや環境問題を自らの問題として考え、行動する人の輪を広げようと経済、労働、女性団体などの会員を対象に平成28年度から始まり、講座や見学会を実施している。昨年7月から第七期が開講し、この日は14人の会員が参加した。
講師として国際環境経済研究所の竹内純子理事が「SDGs(持続可能な開発目標)とエネルギー」をテーマに講演。SDGsの目標達成に向けた世界各国の地球温暖化など環境問題への取り組みや、日本のエネルギー政策の今後について説明した。講座の後はグループに分かれての意見交換と発表を行った。
同会では3月に第七期最後のプログラムとして、再生可能エネルギーである水力発電所の見学を予定している。