【亀山】三重県亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで14日、「第4回三重アンティークフェア」が始まった。多くの人らが来場し、数々の骨董品(こっとうひん)を眺めたり、持ち寄った骨董品の査定や委託販売でにぎわった。15日まで。午前9時半―午後4時。
同フェアは、同市関町新所の関宿街道沿いの「関宿夢二館」と、津市観音寺町で「露地裏」を営む中西厚さんが企画した。
会場には、県内や大阪、京都、滋賀、愛知などの骨董商が30ブースに分かれ、収集した竹久夢二の版画やガラス細工の西洋アンティーク、刀剣、昭和のレトロな「サンダーバード」のプラモデルなどを出展。また、会場の一角では、「健康まつり」と題して、自然食品や健康食品を紹介するコーナーも設けた。
鈴鹿市から伊万里焼の皿を探しにきた60代の男性は「気に入った皿があったので、これから値段の交渉をする」と話していた。中西さんは「15日も開催しているので、ぜひ見にきてほしい」と会場内を見回っていた。
同フェアは4月1、2日に第5回を、同所で予定している。