三重労働局は13日、松阪市嬉野下之庄町の輸送用機械器具製造会社「モリプラ」が、1264万7400円の雇用調整助成金を不正に受給していたと発表した。
同局によると、同社は従業員を令和2年4月から約2年半にわたって休業させたとする虚偽の申請書類を作成して同局に提出し、雇用調整助成金を不正に受け取った。
同局の職員が調査で同社を訪れたところ、申請上では休業中の従業員が勤務しているのを確認。同社は局の聞き取りに不正を認め、全額を返還する意思を示している。
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