新型ウイルス 新たに11人感染 10人以上は6日連続 三重

三重県は23日、20代―80代の男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。重症者はいない。10人以上の感染者が発表されるのは6日連続。県内の感染者は延べ732人となった。

県によると、新たに判明した感染者は四日市市で3人、桑名市、伊勢市、鈴鹿市で2人ずつ、川越町と名張市で1人ずつ。うち鈴鹿市の2人は周辺に感染者が確認されず、感染経路が分かっていない。

桑名市の80代男性は、20日に感染が判明した60代男性が勤務していた老人ホームの入所者。19、20日に熱があったが、既に症状はない。県は施設を利用する高齢者ら21人を検査する。

同市の40代自営業男性は、19日に感染が判明したスナックの手伝いをしている50代女性の接触者。このスナックを13日に客として訪れていたという。この店で判明した感染者は4人となった。

また、伊勢市の50代女性会社員は、県内の小売店で勤務する同僚2人の濃厚接触者として検査を受けたところ陽性と判明。せきや頭痛などがあるという。この職場で判明した感染者は3人となった。