
第72回春季東海地区高校野球県大会(県高野連主催、伊勢新聞社後援)は27日、津球場公園内野球場で準々決勝残り2試合があり、三重と海星が勝って、ベスト4入りを決めた。
三重は久居農林を9―3で下した。初回敵失に乗じて好機をつくり3番福田篤史の適時打などで一挙3点を先制すると二回にも2点を加えて試合の主導権を握った。2年生右腕古川稟久は13安打を浴びたが要所を締めて3失点完投した。
海星は延長十回タイブレークの末、松阪商を3―2で退けた。松阪商の粘り強い攻守に苦しむ中、3失策と守備も乱れて一進一退の攻防となったが2―2でタイブレークに突入した延長十回表、内野ゴロで1点勝ち越すとその裏を無失点に抑えた。
準決勝は29日、同球場で行われ、第1試合で三重と海星、第2試合で津田学園と菰野が対戦する。第1試合の開始予定時刻は午前10時。