大きな和紙にかきぞめ絵 子ども美術塾作品展、三重・玉城町

【生徒らの個性豊かな作品を紹介する小林さん=玉城町田丸の「アトリエ・コバ」ガレージギャラリーで】

【度会郡】三重県玉城町田丸の画家、小林扶由さんが主宰する子ども美術塾「アトリエ・コバ」の作品展「大かきぞめ絵展」が5月30日まで、同町のまちかど博物館でもある同塾ガレージギャラリーで開かれている。土日の午前10時―午後5時。

小林さんは生徒らの個性を生かした指導を実施。5歳―中学生計18人が多種多彩な材料を使い、楽しみながら作品制作に取り組んでいる。

生徒らは1月に、縦90センチ、横70センチの和紙に墨や水彩絵の具を使い、自分の描きたいものを自由に表現して作品を制作。会場には、今年の干支(えと)にちなんだヘビや初日の出、宇宙、鳥、富士山などを色彩豊かに描いた18点が並び、訪れた人の目を楽しませている。

小林さんは「子どもたちの絵の中にある物語を感じてもらいたい」と話した。