
【三重郡】三重県の川越、朝日両町と四日市市で生活介護施設や就労支援施設などを運営する社会福祉法人「よつば会」の新たな施設「かわごえ よつばの里」が、川越町亀崎新田に完成し18日、竣工(しゅんこう)式が開かれた。
鉄骨4階建てで、延べ床面積は693・55平方メートル。生活介護と障害者を一時的に預かる短期入所施設(ショートステイ)を併設している。定員は生活介護が30人、ショートステイが3人。4階には災害発生時に緊急的に避難できるスペースを設けており、非常用発電機も備える。
式には、関係者や来賓約130人が出席。同会の石川英樹理事長(59)らがテープカットし、四日市市を拠点に活動するあずま太鼓のメンバー7人が力強い太鼓の音を響かせ、完成を祝った。
石川理事長は「ショートステイの導入は念願だった。町内だけでなく、近隣の市町の人にも利用してほしい」と話した。