持続可能な社会の実現へ 松阪でパネル展示「希望と行動の種子」

【来賓によるテープカット=松阪市川井町の同市子ども支援研究センターで】

【松阪】「創価学会『希望と行動の種子』展松阪展」(同展実行委員会主催)が17日、三重県松阪市川井町の市子ども支援研究センターで始まった。パネル展示を通じて持続可能な社会の実現などを訴える。20日まで。入場無料。

同展は創価学会インタナショナル(SGI)と地球憲章インタナショナルが共同制作した。これまで10言語に翻訳され世界各地で展覧会を開いてきた。

会場ではエコ素材を利用した高さ約2メートル、幅約1メートルのパネル25枚を「心を動かす」「学ぶ」「見直す」「行動に踏み出す」「リーダーシップを発揮する」の5つの章に分け展示。感染症や気候変動などの地球的規模の課題を解決するための目標、差別・民族対立を乗り越える重要性などを識者の箴言(しんげん)やストーリーを通して訴え、実践を呼びかけている。

初日のオープニングセレモニーには関係者ら約70人が出席。宮崎浩一実行委員長が「一人が持つ変革の力に目を向け、できることから一歩を踏み出す機会になれば」とあいさつした。

来賓の田村賴一日本土建社長は「一つ一つの行動や意識の積み重ねが、平和や自然破壊の防止になっていく」と祝辞を述べ、三重こどもわかもの育成財団の中山惠里子理事長らとテープカットした。