
【桑名郡】任期満了(5月4日)に伴う木曽岬町長選(20日投開票)の選挙戦は中盤戦に突入。いずれも無所属の新人で元町議の三輪一雅氏(59)=源緑輪中=、元町議の伊藤守氏(70)=雁ケ地=(届け出順)が、防犯、防災、子育て支援などで公約を掲げて、舌戦を繰り広げている。各候補者の公約を紹介する。
三輪一雅候補
「目的はただ一つ 町の為(ため)に仕事をする」「次代を創る。」
◆「私の3つの原則」私が政治活動を続ける上での永劫(えいごう)の公約
①今とともに未来を考える。
1年先3年先も大切ですが、それに加えて10年、30年先を見据えることも重要。
それが未来へつながるまちづくりになると考えています。
②公平・公正でなければならない。
何かを判断するとき、そこに他意があってはいけない。常に公平公正な判断を心がけています。それが町民の皆さんとの信頼へとつながると信じているからです。
③わかりやすくすべてを伝える。
情報を見える化。木曽岬町議会議員では今まで誰もしていなかったブログ・SNS・チラシなどを活用。積極的な情報発信をおこない町政を見える化、わかりやすく伝えることを心がけてきました。
全方位サポート計画 《みわの公約》
子育て 保育園のおむつをサブスク化(無償化も検討)。
増やす 駅に近い町北部の開発によって、移住促進を検討、その他人口減少の改善策模索。
交通 自主運行バスの運行を進化、デマンド交通検討、自動運転バス検討。
防災・防犯 防災グッズ購入補助金継続、防犯カメラ・防犯フィルムなどの購入設置補助。
商工農 木曽岬干拓地のさらなる開発、企業誘致を推進、農産物のブランド化をサポート。
つなぐ 外国人など移住者と自治会のサポート体制を強化(トラブル減少へ)。
行政 議会の見える化。YouTubeのライブ放送も視野に、どこでも議会を目指す。
長寿 介護になる前の施策がもう一段必要。高齢者が参加しやすい取り組みを進める。
伊藤守候補
町民の皆さんのより良い暮らしのために働きます。
防犯対策、少子化対策、コミュニティバス、防災、環境問題、企業誘致などを議員として行政に訴えてきました。ボランティアなどでさまざまな問題の解決に努力をしてきました。
木曽岬町は三重県で一番人口の少ない町です。
小さな町だからこそ、できることがあります。
防犯:青色回転灯パトロールや防犯カメラ設置の検討を行政に訴えてきましたが、空き家留守宅を狙う侵入盗事件が多数発生しております。さらに防犯対策に力を入れて行きます。
防災:災害時には避難したくても避難できない人や階段を上るのに一苦労の人もいると思います。各避難所のまとめ役、相談役をお願いするために、防災リーダーを養成します。
子育て支援:補助金の検討、若い人や女性の声を反映。一つの窓口で対応できるワンストップサービスの提供や結婚支援事業など結婚に至るまでのサポートにも力を入れて行きます。
コミュニティバス:近鉄弥富駅まで木曽岬町自主運行バスがあり、便利になりましたが、バスの最終時間が21時01分ですので、最終時間を延ばせるように力を入れていきます。
木曽岬町はゼロメートル地帯ですので堤防強化を継続し、町民の皆様が安心安全で住みやすい町にします。今後は木曽岬干拓の開発に力を入れます。また町民の皆さんに協力していただきながら、道の駅なども考えて行きたいと思います。環境や企業誘致などについては、自ら皆さんの先頭に立って、進めて行きます。