離島票運べず開票延期 鳥羽市長選と市議補選 悪天候で定期船欠航

【鳥羽】三重県の鳥羽市選挙管理委員会は13日、同日に投票があった任期満了に伴う鳥羽市長選と市議辞職に伴う市議補選(欠員2)の開票を、14日午前9時からに延期すると発表した。悪天候の影響で定期船が欠航し、離島の神島地区(第22投票区)の投票箱と投票録が開票所(市役所西庁舎4階大会議室)に運べなくなったことによる。

13日午後8時から即日開票が予定されていた。14日午前7時発の便が欠航の場合は、さらに開票が延期される見込み。

市長選には、新人で元市教育長の小竹篤氏(69)=安楽島町=、新人で元市議の山本哲也氏(46)=屋内町、自民党推薦=、現職の中村欣一郎氏(66)=安楽島町、自民党推薦=(いずれも無所属、届け出順)の3人が立候補し、激しい選挙戦を繰り広げた。

市議補選は、いずれも無所属で新人の倉田正義氏(63)=船津町=、新人の五十嵐ちひろ氏(36)=答志町=、元職の奥村敦氏(69)=池上町=が立候補し、2議席を争った。

当日有権者数は1万4005人(男6521人、女7484人)。