2025年4月13日(日)

▼三重県の郊外で夫婦でやられている喫茶店のランチに家族で行った。とても美味しくて野菜も多く、健康にも良いランチをいただき、会計の時に妻が「とても美味しくて、ごちそうさまでした」と喫茶店の奥さんに言ったら、その奥さんは「上げ膳、据え膳だもの」と言うので二の句が継げなかった

▼店の人はランチを作って客に膳の上げ下げをし、客はその対価としてお金を払う。一連の行為だが、「対価を受け取る人の言う言葉ではない」と、夫婦で話し合っていたら、同行の長男は「ずっと昔におばあちゃんが旅館で『上げ膳据え膳でいただけるからいいね』と話していたけど、最近は聞いたこともない」

▼次男は「そんな言葉は聞いたことも使ったこともない。三重県特有の言葉?」と私たち夫婦の話が全く分からないと語った。時代とともに言葉も移り変わり、使わなくなって死語になって行くのかと、つくづく思った。