
【尾鷲】三重県尾鷲市賀田町の市立賀田小学校で11日、本年度から校内に新設された市営「とちのもり保育園」の園児と児童の対面式があり、互いに晴れやかな表情で初めての顔合わせを迎えた。
同園は市南部唯一の保育園に代わり、校内の旧調理室などを改装し開設した小規模保育所。4月入園の1―5歳児15人が保育士に連れられ、全校児童21人が待つ2階の体育館に入った。
横一列に並んだ児童らは拍手で出迎え、上級生から順に学年と名前を紹介。保育士が園児の名前を一人ずつ呼んだ後、笑顔で言葉を交しながらハイタッチや記念撮影などをして親睦を深めた。
児童らは今後、合同避難訓練やサツマイモ栽培などで交流する予定。6年生の中村芽以さん(11)は「新しく弟や妹ができたみたいでうれしい。一緒に砂遊びをして仲良くなりたい」と喜んだ。