
【鈴鹿】三重県の鈴鹿市の末松則子市長は11日の定例記者会見で、4―6日に鈴鹿サーキットで開催したF1日本グランプリレースについて「大変たくさんの方にお越しいただきうれしく思う。角田選手の参戦で日本人ドライバーの盛り上がりもあり、素晴らしいF1だった。彬子女王殿下にもお越しいただき、市としても皇室の方をお迎えできたことは光栄」と振り返った。
3日間の観客数は延べ26万6千人で、前年より3万7千人増加。平成21年のF1開催再開後、最多を更新した。そのうち、訪日外国人観戦客は前年より3万人増加し、8万人となった。
今後も増加が見込まれるインバウンドを踏まえ、末松市長は「県と連携し合いながら、三重の観光を盛り上げていければ」と話した。