▼この4月から、筑波大学に入学された悠仁さまの動向が注目を集めている。男性皇族が学習院以外の大学に進学するのは初めてのこと。また、通学は当初は官邸から車だが、つくば市内に借りた集合住宅の部屋にも寝泊まりされるというから、異例も異例
▼悠仁さまは言うまでもなく、皇位継承順位2番目、将来の天皇である。現天皇が先代に倣って高齢を理由に退位された場合、父君の秋篠宮さまは5歳年下だから、飛び越えての即位も考えられる。そのため、皇族としては異例の進学コースを歩み、帝王学を受けてこられなかったことを危惧する声がある。また、メディア報道が少なく、知られているのが「昆虫博士」とあだ名されるトンボオタクであることぐらいで、国民人気がないことも心配されている
▼それに比べて、敬宮愛子さまの人気は高い。「愛子さまを天皇に」という声は、いまや全国規模で広がっている。しかし、女性天皇論は、小泉内閣の有識者会議で「女性天皇・女系天皇への道を開くことが不可欠」としたにも関わらず、悠仁さまの誕生で封印された。果たして悠仁さまは国民が望む天皇になれるのだろうか。