陸上・川瀬がNTN移籍 元Honda、5000メートル三重県記録保持者

【抱負を語るNTN・川瀬】

NTN陸上競技部(桑名市)は1日、先月末で埼玉拠点のHonda陸上競技部を退部した、名張市出身の川瀬翔矢(26)の移籍加入を発表した。5000メートルの三重県記録保持者。大学まで三重を拠点に活動し、皇學館大(伊勢市)4年時の全日本大学駅伝2区区間賞獲得などで注目された。「将来、陸上人生を終えるとき、三重でNTNのユニホームを着て終わりたいと思った。日本代表にからむ活躍をして、三重の陸上界に少しでも良い影響を与えることが出来れば」と話している。

近大高専(名張市)入学後、陸上を始めた。競技者として飛躍を遂げたのが大学時代。皇學館大4年時に日本選手権5000メートルで当時の学生歴代8位に相当する13分28秒70=三重県記録=で4位入賞。伊勢神宮がゴール地点の全日本大学駅伝では関東勢を抑え、2区区間賞に輝いた。

陸上を始めて間もない近大高専1年時、三重県選手権に出場して県内唯一の実業団チームのNTNの選手を見て実業団選手に憧れた。新卒社員として加わったHondaでは全日本実業団対抗男子駅伝(ニューイヤー駅伝)で22年に1区、23年に3区を務めて、チームの連覇に貢献した。

その一方で、いつかはNTNのユニホームを着たいという思いを持ち続けていたという。当面の目標に「全種目で自己記録更新」を掲げ、4年ぶりに活動拠点を三重に戻すことについては「三重で高いレベルの記録をつくり、自分が陸上選手をしていたという証しを残したい」と話す。

通算60度のニューイヤー駅伝出場を誇るNTNの一員としての目標は「ニューイヤー駅伝入賞。個人としてはこれまで最高の区間6位を上回る順位を」。昨年誕生した長女に競技者としての自分を見せることもモチベーションの1つで、「結果を残さないと競技を続けられない厳しい世界。1年1年勝負と思ってやっていく」と話している。

【皇學館大でエースとして活躍した川瀬=2019年6月】