
【尾鷲】三重県の尾鷲市消防団長任命式が1日、市役所で開かれ、同市北浦東町の高木宗臣さん(61)が加藤千速市長から新団長の辞令を交付された。高木さんは「災害時に団員が活動しやすい環境を作りたい」と力を込める。
高木さんは昭和62年に同市行野浦の第六分団に入団。台風時の避難誘導など二次被害の防止に努めた。平成5年から分団長、同23年から副団長を歴任。同27年に消防長官表彰の永年勤続功労章を受けた。
加藤市長は「南海トラフ地震に備えた減災が非常に重要。まとめ上げる団長として、よろしくお願いしたい」と期待。高木さんは「行政にもいろいろ依頼しながら、迅速に活動できる体制を構築したい」と強調した。
市によると、7年務めた前団長の西川容生さん(72)が退任し、高木さんを後継候補に指名。市消防団は人手不足が深刻といい、条例定数は大幅に減少した。今の定数は220人だが、1日時点の実員は196人。