
【鈴鹿】三重県鈴鹿市のNPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会(畑川治理事長)はこのほど、同市白子本町の勝速日神社と協働し、F1開催期間限定のオリジナル絵馬に2種の新デザインを追加した。絵馬は計7種類ある。
鈴鹿サーキットで4―6日に開催するF1日本グランプリレースを前に、同神社でお気に入り選手の優勝祈願をする特別企画。
今年で12回目となり、「勝」「速」「日」というモータースポーツを連想させる神社名の縁起の良さを生かし、新たな市の魅力を知ってもらうとともに、近鉄白子駅周辺地域の活性化を図るのが狙い。
6年ぶりの新作は、F1の春開催にちなみ、いずれも桜の花をデザインに取り入れた。赤い日の丸とともに「鈴鹿」「必勝」などの文字が入る。
期間中は同神社で祈祷した絵馬を頒布するほか、近鉄白子駅前の市観光協会では、すでに先行領布している。
同友の会は「取り組みも定着し、新作希望の声に応えた。春のF1にふさわしい絵柄になったので、開催記念のお土産にもしてもらえれば」と話した。