亀山高生に会社の魅力や仕事説明 事業所12社、進路(就職)ガイダンス

【2年生に会社の概要を説明する「カメヤマ」の川上部長(中央)=亀山市本町1丁目の県立亀山高校で】

【亀山】三重県亀山市雇用対策協議会は14日、同市本町一丁目の県立亀山高校で、就職を希望する2年生を対象に、「進路(就職分野)ガイダンス」を実施。2年生60人が参加した。

毎年実施している同ガイダンスは、生徒に事業所が会社の魅力や仕事内容、職場の環境などを説明することで、就職に関する情報を得て理解を深めるのが目的。市内の事業所12社が参加した。生徒らは、1人2事業所のブースを訪れ、事業所担当者から、説明を聞きながらメモを取っていた。

ろうそくや線香などの製造販売をする「カメヤマ」のブースで仕事などの内容を聞いた、17歳の女子生徒は「事務系か製造系を希望している。カメヤマも選択肢の1つとして、じっくり考えます」と話していた。

カメヤマ総務部の川上登部長は「令和6年度に亀山高生1人を採用した。7年度は、亀山工場を含む全体で3、4人程度の採用を見込んでいる」と語った。