四日市市民大OBが作品展 26期会、今回最終 三重

【陶芸作品の展示コーナー=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県の四日市市民大学熟年クラスOBでつくる26期会(浅野清実行委員長)は10日、同市安島の市文化会館第3展示室で「第13回作品展」を開いた。会員22人による水墨画、書道、俳句、陶芸、銅板工芸の5部門と趣味の作品120点余を展示している。11日まで。

廣瀬信明さん(82)は、透かしを施した花入れや焼き締めのビアカップなどを、加曽利行雄さん(79)はれい書体でしたためた自作の四文字熟語の額装、竹腰千都子さん(75)は、墨彩画「観音さま」などを出品している。また、手編みのクラフトバッグやリフォームの洋服など、趣味の作品も展示している。

昨年末に亡くなった堀越毅さんの遺作となった俳句「薄氷に抗う力なかりけり」など、5点も並べている。

浅野実行委員長は「26期会展は今回をもって最終になります。今後もそれぞれの分野で活動を続け、発表していきたいです」と話していた。