暗号資産1600万円分の詐欺被害 名張の女性、マッチングアプリ通じ 三重

【名張】三重県警名張署は10日、名張市の50代女性がマッチングアプリで知り合った人物に、暗号資産約1600万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、女性は1月ごろ、マッチングアプリ「ペアーズ」で知り合った外国人男性を名乗る人物とLINE(ライン)で連絡。金への投資を持ちかけられ、指定された偽の投資サイトに登録した。

女性は1月31日までに、計約1600万円分の暗号資産「イーサリアム」を購入。指定されたアドレスに送金してだまし取られた。出金のために保証金の支払いを求められ、調査会社に相談して被害が発覚した。