
飲料メーカー大手の伊藤園(本社・東京都)は10日、主力商品「お~いお茶」の売り上げから捻出した30万円を三重県に寄付した。県は里山保全に協力する団体への補助などに充てる。
県によると、同社は県内の里山保全に協力しようと、平成27年度から売り上げの一部を県に寄付している。寄付金の総額は今回を含めて300万円に上る。
この日、県庁で贈呈式があり、佐々木貴浩中部地域営業本部長が一見勝之知事に寄付の目録を手渡した。佐々木本部長は「お茶で三重を美しく、をモットーに活動を続けたい」と述べた。
一見知事は「人と山をつなぐ場所として、里山は重要。寄付金は有用に使わせてもらう」などと述べ、佐々木本部長に感謝状を手渡した。