
稲垣昭義三重県議会議長は5日の定例記者会見で、半島の防災に関する議員勉強会を、21日に県議会議事堂の全員協議会室で開くと発表した。
県議会によると、当日は東大先端科学技術研究センターの廣井悠教授が「半島地域における防災・減災等」と題して講演する。
廣井氏は防災対策や都市計画が専門。県が設けている「南海トラフ地震被害想定・対策計画策定ワーキンググループ」の委員を務めている。
稲垣議長は「半島は災害時に孤立し、ネットワークが遮断されるなどの懸念もある。具体的な対策の検討に向け、見識を深めたい」と述べた。
午後1時半から同3時まで。一般の傍聴可能で申し込みは不要。問い合わせは議会事務局企画法務課=電話059(224)2879=へ。