医師会、防災用品を寄贈 松阪4市町にそれぞれ50万円分 三重

【松阪地区医師会(右)から4市町への寄贈式=松阪市役所で】

【松阪】三重県の松阪地区医師会(平岡直人会長)は21日、松阪市役所で同市と多気、明和、大台町の1市3町へ防災用品と災害用備蓄品を寄付した。

同医師会は平成25年度から、公益社団法人への移行に伴う社会貢献として4市町への寄贈を続けている。

各市町が希望する物品をそれぞれ50万円分贈呈。防災用救急箱セット(松阪市)、充電式保冷温庫(多気町)、救護所用ついたて(明和町)、災害応急救護資材(大台町)などがある。

平岡会長から目録を受け取った竹上真人市長は「南海トラフの地震がいつ起こるか分からない。防災はこれでよしということはない。少しでも前進していきたい」と感謝した。3町長らは「1トンのレスキュータンクをいただいた。訓練でも使える」「ノートパソコンは庁舎が被災した時の代替施設で使う。タブレットとしても活用する」と喜んだ。