
三重県は13日、第53回県スポーツ賞受賞者を発表した。昨年の全国・国際スポーツ競技大会で優秀な成績を残した選手らの功績をたたえる。優秀賞は、佐賀県などで開催された国民スポーツ大会(国民体育大会から改称)バスケットボール成年男子で県勢として48年ぶりに優勝した「全三重」、セーリングのILCA7級(旧レーザー級)で全日本選手権を制した黒田浩渡選手=ナブテスコ、津工業高出=ら1団体21個人に贈る。

同賞を受賞後も優秀な成績を重ねた選手には特別功労賞を贈り、レスリング全日本選抜選手権女子62キロ級優勝の稲垣柚香=自衛隊体育学校、一志中出=、男子ソフトテニスの世界選手権団体金メダルの船水颯人=県スポーツ協会=、デフテニスで全豪オープン女子シングルス優勝、ダブルス準優勝の菰方里菜=同志社大、四日市商高出=の3選手が該当した。
ジュニアアスリートとその指導者に、津市出身のレスリング女子五輪金メダリスト吉田沙保里さんの名前を冠した賞を贈る吉田沙保里大賞受賞者も発表。男子バスケットボールで全中3連覇の四日市メリノール学院中(指導者・山﨑修氏)、レスリング女子53キロ級でU―17世界選手権準優勝などの成績を収めたいなべ総合学園高1年の小塚菜々選手(指導者・中田陽氏)が選ばれた。
授賞式は20日、津市一身田上津部田の県総合文化センターで行われ、県障がい者スポーツ協会表彰、県スポーツ協会表彰も併せて開かれる。