町の歴史文化、発見を 南伊勢町、16日にシンポ 三重

【「南伊勢町シビックプライドシンポジウム」のチラシ】

【度会郡】三重県南伊勢町の地域活性化団体「むすび目Co―working」や町商工会青年部などでつくる町文化遺産活用実行委員会は16日午後1時から、同町村山のふれあいセンターなんとうで、「南伊勢町シビックプライドシンポジウム」を開く。定員は150人、参加無料。

実行委は本年度、町にある文化資源を題材に歴史などを学んで地域の魅力を再認識し、誇りを持ってもらおうと、約800年前に平家の子孫が移り住んだ町内の集落「竈方」をテーマに、講座やフィールドワークを行う「シビックプライド塾」を実施した。

今回はシンポジウムを開き、文筆家で皇學館大学非常勤講師の千種清美さんが町と伊勢神宮の関わりや町の祭りと食について講演する。実行委会長の西川百栄さんによる同塾の取り組みの発表やパネルディスカッションもある。

西川さんは「地元の人が知らない町の歴史や文化があるので発見しに来てもらえれば」と話している。

問い合わせは実行委事務局=電話0599(77)4227=へ(受け付けは平日のみ)。