亀山・関宿86カ所に3500体 「東海道のおひなさま」始まる 三重

【昭和から令和のひな人形展示=亀山市関町新所の足湯交流施設で】

【亀山】三重県にある旧東海道の亀山宿、関宿で8日から、「東海道のおひなさま亀山宿・関宿」(同実行委員会主催・伊藤千恵委員長)が始まった。3月3日まで。

JR亀山駅や本町郵便局、美容院や書店のほか、民家や足湯交流施設など計86カ所に、大正から昭和、平成、令和のひな人形約3500体が展示されている。また、関町中町の民家では、江戸時代の木製「御殿雛」を公開している。

期間中、デジタルスタンプラリーや23日は、同市関町新所の関宿ふるさと会館で、和布で作る羽子板飾り体験が午前10時と午後1時の2回開く。参加費は千円(税込み)。3月1、2の両日、関地蔵院周辺で、雑貨や食べ物を販売する「かめまるマルシェ」を予定している。

伊藤委員長は「ひな人形を巡りながら、城下町『亀山宿』と宿場町『関宿』を楽しんで」と話していた。問い合わせは市観光協会=電話0595(97)8877=へ。