県信用保証協会への保証委託申込手続き電子化 三十三銀行・三重

【四日市】三十三銀行は10日、同日から三重県信用保証協会への保証委託申込手続きを電子化したと発表した。県内に本店を置く金融機関としては初めての取り組み。

同行は、従来、顧客・同行・信用保証協会間でやり取りしていた紙媒体の申込書類を電子的に提出・送付できることになり、郵送や持ち込みが不要となるほか、事務負担や書類紛失リスクの低減、申込から融資実行までの期間短縮が図られるなどのメリットがあるとしている。

同行は、「Socio Future」(東京都港区、菅原彰彦社長)が提供する「保証委託申込システム」を採用し、全国信用保証協会が構築した「信用保証協会電子受付システム」と連携することで実現したとしている。また、顧客の希望に応じて従来の紙媒体での借入申込も受け付けるほか、一部紙媒体での書類提出をお願いする場合もあり、一部の保証制度や条件変更の申込は紙媒体での取扱いとなるとしている。