6作家の遺作がずらり 木版画やシルクスクリーン、油彩画63点

【会場に並ぶ久保舎己さんの木版画=四日市市安島の山画廊で】

【四日市】四日市市安島の山画廊は、画廊とゆかりのある作家6人の遺作展「追悼 木版画家4人と2人展」を同所で開いている。3月2日まで。月、火曜休み。

画廊と交流のあった3人の版画家と画家1人が、一昨年と昨年立て続けに亡くなった。4人を追悼しようと、同展を企画し、それ以前に他界している版画家2人の作品も併せて展示した。

白と黒で表現した津市の久保舎己(すてみ)さんの木版画や、伊勢市の山本光生さんがアクリル板に刷ったシルクスクリーン作品、伊賀市の中川吉史さんが手がけた油彩画などを紹介していて、計63点が並ぶ。

画廊の代表、山弘之さんは「特に木版画は4人の作品がそろい、作風の違いも楽しめる。この機会にぜひ見に来てほしい」と話した。