
【鈴鹿】三重県の鈴鹿市はこのほど、市を拠点に活動するスポーツチーム、アトレチコ鈴鹿クラブと三重バイオレットアイリスの協力を得て、雇用施策推進に向けた2種類のA2判ポスター、計200枚を作製。3日から市役所や関係機関などで設置を始めた。
市の雇用施策をスポーツ分野から積極的にPRすることで、雇用推進を図るのが狙い。事業費は約6万2千円。
各チームの特徴を生かし、ポスターの内容に反映。サッカー日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿クラブは、選手の大半が県外出身者で多様な働き方をするとともに、強い発信力を持つことから、市が本年度創設した「鈴鹿deはたらこっ!プロジェクト」の取り組みをPR。
日本ハンドボールリーグ女子の三重バイオレットアイリスは、選手が各スポンサー企業に所属し、正社員として働くことから「仕事」「家庭」「スポーツ」を両立するロールモデルとして、ワークライフバランスの推進をPRする。
担当の産業政策課は「ポスターを通じて市内企業の良さを知ってもらい、求職者が自分に合った職業を選択してもらえれば」と話した。