16日に小津安二郎「朗読と上映会」 松阪産業振興センター 三重

【松阪】三重県の松阪市は16日午後1時から、同市本町の同市産業振興センター3階研修ホールで朗読会「小津安二郎最期の記録 野田高梧日記」と「晩春」(昭和24年、110分)上映会を開く。入場無料。

野田は名作「東京物語」などのシナリオを小津と共同制作した脚本家。日記の読み手は野田高悟記念蓼科シナリオ研究所の山内美智子代表理事が務める。

同市文化課は「近年解読された野田の日記の朗読を通じて小津監督の最期に迫る。小津・野田コンビが生み出した傑作『晩春』を上映する」と来場をよびかけている。

申し込みは文化課=電話0598(53)4397=か申し込みフォームQRコードで。