【伊勢】三重県伊勢市の宮山小学校で27日、全国学校給食週間(30日まで)に合わせた記念行事が開かれ、児童らが鈴木健一市長らと一緒に給食を楽しんだ。
始めに給食について学ぶ集会があり、全校児童を前に給食委員会の児童らが、給食の歴史を紹介したり、クイズ形式で食の大切さを伝えた。6年前から給食を通じて交流している岐阜県中津川市の小学生らのビデオメッセージも紹介。鈴木市長は「おいしいものを健康的に食べられるようにと始まった給食。皆さんと一緒に食べるのが楽しみです」と呼びかけた。
集会の後、鈴木市長らは、2年生約30人と一緒に給食を味わった。献立は、トマトを使った肉じゃがやひじきの佃煮など。児童らは、県産や市内産の食材を使った給食を、鈴木市長らと会話しながら味わった。
2年生の水谷礼さん(8つ)は「いろんな話をしながら食べて楽しかった。給食はおいしくて大好き。好き嫌いなく食べて元気になりたい」と話していた。
給食週間中、市内の小中学校では、市内近郊の食材や郷土料理、中津川市の定番給食や郷土食を取り入れた給食が提供される。