【鈴鹿】三重県の鈴鹿市役所で25日、レーシングシミュレーター体験イベント「SUZUKA eMOTORSPORTS EXPERIENCE 2024―2025」があり、県内外の10社が出展するレーシングシミュレーター約30台の展示や搭乗体験などがあった。26日まで。
市とNPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会の主催。2日間で約1500人の来場者を見込む。
eモータースポーツを通じて新たなモータースポーツファン獲得を図るとともに、ファン同士の交流機会創出により、モータースポーツ関連業界全体の魅力を市から発信していくのが狙い。今年で3回目。
会場には、レーシングコースでの運転を疑似体験できるさまざまなタイプのレーシングシミュレーターが並び、集まった来場者らは実車のような走行感や臨場感を楽しみながら、画面上の鈴鹿サーキット国際レーシングコースを疾走した。
そのほか、オンラインレースやプロレーサーらによるトークショーなどもあった。
兵庫県西宮市から来たという高校2年の西門健吾さん(17)は「床に伝わる振動など、ゲームと違ってリアル感がある。自分で操作するのは面白い」と笑顔で話していた。