【津】三重県内19社21支社で構成する生命保険協会県協会(会長・西岡宏倫明治安田生命津支社長)は23日、各支社に呼びかけた募金から県内2社協に車いす各1台を寄付した。
毎年5―7月に各支社に呼びかけた集めた寄付を原資に地域を応援する取り組みの一環で、長く継続する福祉巡回車両の寄贈に加え本年度新たに車いすの寄贈を始めた。県社協を通じて29市町の社協に希望を募り熊野市と四日市市の社会福祉協議会が手を挙げた。
津市桜橋の県社会福祉会館で贈呈式があり、西岡会長が「地域福祉の増進に役立てて頂きたい」と県社協の横田浩一事務局長に目録を贈った。2社協を代表し熊野市社協の桃原孝地域福祉課長が車いすを受け取り「市民への貸し出しなど有意義に使わせて頂きたい」と謝辞した。