初のジョイントコンサートへ練習 養正コーラス&津女声合唱団、来月本番

【初のジョイントコンサートに向けた合同練習=津市西丸之内の津リージョンプラザお城ホールで】

【津】共に50年以上の歴史がある津市の合唱団「養正コーラス」(藤堂千秋代表、22人)と「津女声合唱団」(鈴木容子代表、30人)が、2月11日午後2時から、津市西丸之内の津リージョンプラザお城ホールで初のジョイントコンサートを開く。各団のステージと両団の合同演奏を企画しており、本番に向け練習が熱を帯びている。

両団はいずれも昭和40年代に発足し、全日本おかあさんコーラス全国大会に中部支部代表として何度も出場。津女声は令和3年、養正は同四年にそれぞれ県文化賞文化功労賞を受賞している。

互いの存在に刺激を受けながら活動する中、双方の指導者からの呼びかけでジョイントの話がまとまり、昨春から準備を重ねてきた。

「津ながる歌声」をテーマに、共に津で半世紀を超え活動する団体が一つの舞台に立つ。プログラムは3部構成で1部は津女声が、2部は養正が歌声を届ける。3部は両団の合同演奏で女声合唱組曲「今日もひとつ」▽女声合唱のためのヒットメドレー「HANA」などを演奏する。

現在は週1回の各団での練習に加え、合同練習も実施。今月中旬には30―80代の約30人が本番の会場で声をそろえた。

藤堂代表(63)は「普段とは違う曲に触れ、刺激し合って楽しんでいる」、鈴木代表(67)は「それぞれのカラーが一つになり新しいハーモニーができていく。聞いた方に伝わるといい」と話す。

全自由席で一般1500円、高校生以下千円。チケットは藤堂代表=電話090(2684)1665・または鈴木代表=電話090(5866)7568=へ。