四郷高生が芸術作品発表 四日市市文化会館、美術や書177点 三重

【美術コース生徒らの作品コーナー=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市八王子町の県立四日市四郷高校(原泰孝校長)は18、19両日、同市安島の市文化会館第1展示室ABで、第34回「四日市四郷高校芸術コース発表会」を開いた。美術と書道を選択する生徒40人の水・油彩、アクリル画や陶芸、軸装、パネル作品など合わせて177点を展示した。

美術コース2年生は「生と死」や「陸と海の動物」など、対比をテーマに描いたアクリル画や陶芸作品を、3年生は、自分を表現した卒業制作の油彩画や陶芸作品などを並べた。

書道コース2年生は、草書体で表現した古典の臨書掛け軸や漢字仮名交じりの色紙などを、3年生は、卒業制作の古典の臨書掛け軸や金墨汁でしたためた般若心経の掛け軸、創作書などを出品した。

書道担当の水野珠水教諭(59)は「生徒それぞれが1年間積み重ねてきた努力の成果を多くの方々に見ていただきうれしい」と話していた。