自由なテーマの写真展 四日市、YUCC水野秀彦講座 三重

【見応えのある作品が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】YUCC水野秀彦写真講座を主宰する水野秀彦講師(62)と受講生19人による「第24回・写真展」が17日、三重県四日市市安島の市文化会館で始まった。自由なテーマで撮った全紙・半切サイズ作品71点を展示している。19日まで。

河村三男さん(90)は、青森のねぶた祭で隣り合う赤鬼と釈迦(しゃか)如来の山車「鬼面仏心」、熊沢清志さん(78)は、菰野町から捉えた彗星(すいせい)「紫金山・アトラス彗星」、伊藤粛遜さん(80)は、身を寄せ合って暖をとるサルたちの表情を撮った「猿団子」などを出展している。

水野講師は、モロッコのアイト・ボグメズ谷の朝焼け風景「郷愁」など5点を並べている。「周到に準備して撮ったものや、日常の何げないシーンを魅力的に撮ったものなど、見応えのある作品がそろった」と話していた。最終日19日午後1時半から、講師によるギャラリートークがある。