全国サッカーへ「頑張る」 亀山、特別支援学校の4人抱負

【櫻井市長(左2人目)を表敬訪問した岩谷監督(左端)と(右2人目から)豊田璃緒さん、浅田さん、中澤さん、豊田悠斗さんら=亀山市役所で】

【亀山】静岡県の藤枝総合運動公園サッカー場などで開催する「第10回全国知的障害特別支援学校高校の部サッカー選手権大会」(25、26日)に三重県代表として出場する、県立杉の子特別支援学校石薬師分校サッカー部に所属する、亀山市在住の高校生4人と岩谷俊輔監督は15日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、大会への意気込みを語った。

昨年12月、県内6校による県大会で優勝。全国大会に初出場する。同分校の運動部はサッカー部のみ。1―3年生男女計17人が、週3回1時間程度、試合形式のミニゲームで汗を流している。

訪問した4人の選手は、2年生の豊田悠斗さん(16)と中澤心美さん(17)、1年生の豊田璃緒さん(16)と浅田羽菜華さん(16)。

4人はそれぞれ、「大会では緊張すると思うが、精一杯頑張る」「ベンチから大きな声で応援する」など大会への意気込みを語った。岩谷監督は「サッカーを好きになり、楽しむことを教えている」と話した。

櫻井市長は「リラックスして、普段の練習通りで試合に臨み楽しんでください」と述べ、「次につながるよう、未来に向かって羽ばたいて」と激励した。