【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は1月5日午前9時から、同市飯野寺家町の同市立図書館と中江島町の江島分館で、中身が見えない恒例の新春図書館福袋、計100袋を貸し出す。無くなり次第終了。貸し出しは1人1袋。
同館職員や職場体験で参加した中学生が「初!学び」「80年代少女だったあなたへ」「江戸でバイト」など1袋ずつ違ったテーマを決め、テーマごとに2冊の本を選んだ。そのうち10袋には、新春にちなんで新刊が入る。
本館では一般やティーンズ、バリアフリーなど9部門の67袋、子ども向けを中心とした江島分館=同市中江島町=ではティーンズを除く8部門の33袋をそれぞれ用意する。
そのほか、おまけとして1袋ごとに職員手作りのオリジナルしおりかカード、塗り絵のいずれかが入る。
新春企画として10回目。毎年楽しみにしている来館者も多く、例年ほぼ初日に貸し出される。同館では「普段自分では選ばないような、新しい本との出会えるチャンス。本への興味やジャンルの広がりにつながれば」と話した。