【南牟婁郡】15日の全国中学選抜卓球大会県予選会で、男子団体は御浜町志原の町立御浜中学校が2大会連続で優勝を果たした。主将の2年赤根颯馬さん(14)は「連覇のプレッシャーに打ち勝てた」と話している。
大会は津市北河路町の日硝ハイウエーアリーナで開かれ、男子団体は28校が参加。シングルス4人とダブルス1組の計6人で編成し、各7校による予選トーナメントを制した四校が、総当たり戦で優勝を争った。
第一シードの御浜中は白子中と赤目中に3―0でストレート勝ちし、総当たり戦に進出。1戦目の橋南中と3戦目の久居東中に3―0でストレート勝ち、2戦目の朝陽中も3―1で下し、全戦全勝で栄冠を手にした。
団体戦は主将を含む2年5人と1年3人を登録し、予選と総当たり戦で選手を入れ替えた。顧問の大﨑重久さんは「全員が地元スポーツ少年団で練習し、技術を磨いている。層が厚いからできる戦術」と力を込めた。
県代表として来年3月29日に開幕する全国大会(富山市)への出場も決定。赤根さんは「強い相手にも弱音を吐かず真っ向勝負する。前回大会の目標でもあったベスト16に届くよう練習を頑張りたい」と語った。