【四日市】クリスマスを前に、三重県四日市市塩浜の食品製造・販売会社「三昌物産」(渡辺大雄社長)は23日、同市泊村の乳児院・児童養護施設「エスペランス四日市」(高木良明施設長)に、自社製造のローストチキンを贈呈した。
ローストチキンのプレゼントは、同社創業者の故渡辺文二氏が地域貢献活動の一環として19年前から始めた。同社畜産部の大澤道彦営業部長(56)がサンタクロースに扮し、「子どもたちを応援したいという創業者の遺志を継ぎ、思い出に残る楽しい時間を共有していただけたら幸いです」と、冷凍のローストレッグ120本を同所の児童家庭支援センター「まお」の松尾満正センター長(64)に手渡した。
松尾センター長は「恒例のクリスマスプレゼントに感謝。子どもたちが職員と共に家庭的な雰囲気を味わえます」と謝意を述べた。チキンは、24日のクリスマスイブの夕食として子どもたちと職員が一緒に楽しむという。