【鈴鹿】三重県鈴鹿市のすずか応援アンバサダーで、市内のトライアルチーム「TEAM MITANI Honda」に所属する小川友幸選手(48)=菰野町=が18日、同市役所を訪問。今年の全日本トライアル選手権最高峰クラス「国際A級スーパークラス」で、12年連続14回目の年間チャンピオンを獲得したことや、来期の抱負を末松則子市長に話した。
同選手権は3―11月にあり、全8戦のうち、台風の影響で中止となった5戦目を除く計7選を実施。
小川選手は開幕戦から2連勝で好調な滑り出しを見せたが3、4戦で調子を崩しそれぞれ5位、6位と低迷。巻き返しを狙う6戦では、本戦4日前に腰椎骨折というアクシデントに見舞われながらも3位を獲得。終盤の2戦では2位を維持し、計127ポイントで2位と7ポイント差で年間チャンピオンを決めた。12連覇は日本のトライアル選手権で初めて。
来庁した小川選手は「記録更新を一つの目標とし、モータースポーツの普及にも力を入れていきたい」と来季の抱負を語った。
末松市長は「有言実行の小川選手なので来年の活躍も期待している」と激励した。