三重県桑名市新屋敷の喫茶フォレストの店内に、来年の干支(えと)「巳(み)」をモチーフにした彫型画の色紙がお目見えした。
同市で彫型画を指導する加藤由貴子さん(83)と伊藤誠さん(77)、愛好家の石田和子さん(88)の3人が制作した。
大きく「巳」の文字や、とぼけた表情をしたヘビが入ったものなどさまざま。
「ヘビは縁起が良い」といわれる一方で、怖がる人もいる。「小紋柄をあしらって、かわいらしさを表現してみた」と話す加藤さん。
浮世絵や日本の昔話を題材にした作品もあり、計24点が並ぶ。展示は来年1月4日まで。店は木曜定休で、年末年始は休まず営業している。