亀山日本語教室、21人修了 交流会も 三重

【交流会を楽しむ修了者ら=亀山市若山町の市青少年研修センターで】

【亀山】三重県の亀山市が主催する「亀山日本語教室」は15日、同市若山町の市青少年研修センターで、本年度の修了式を開いた。受講者21人に同市市民文化部の北川明美次長が修了証書を手渡した後、食事をしながら交流会を楽しんだ。

同教室は「はじめのいっぽ」(服部さとみ代表)が運営。毎年4月から12月まで毎週土曜の夜、同センターで開いている。スリランカやブラジルのほか、ベトナムやフィリピン、中国など約10カ国の市内在住・在勤の約30人が、日本語の初級、中級、上級クラスに分かれ日常生活に必要な日本語を習っている。

交流会では、アマチュアバンド「こまつな」が、「うちに帰ろう」や「ルージュの伝言」など9曲を披露。和太鼓体験や全員参加のビンゴゲームで盛り上がった。

初級クラスを修了したブラジル国籍の塩原ナイラさん(36)は「ひらがなやカタカナを習い、読み書きができるようになった。来年度は中級クラスで、日本の文法などを習います」と話していた。