![web15◎P説・歳末点描 夫婦岩の大しめ縄を張り替え」](https://www.isenp.co.jp/wp-content/uploads/2024/12/255bb6edcfd1e5b510d9c3cfc9429824.jpg)
三重県伊勢市二見町の二見興玉神社で15日、新年に向け、夫婦岩を結ぶ3本の大しめ縄を張り替える神事が営まれた。
しめ縄1本の長さは35メートル、重さ40キロ、太さ10センチ。毎年5、9、12月に張り替えている。大しめ縄で結ばれた夫婦岩は、夫婦岩の沖合720メートルの海中にある「興玉神石(しんせき)」を拝む鳥居の役割があるという。
本殿でおはらいを受けた後、太鼓の音や木やり唄が高らかに響く中、神職や氏子ら約20人が2つの岩に登り、1本ずつしっかりと結び付けた。
金子清郎宮司は「興玉神石を守る大しめ縄を張り替えて新年を迎える準備ができた。来年は皆さんにとって良い年になりますように」と話していた。