社会明るく、小中学生が作文 亀山で表彰式

【櫻井市長(後列右から3人目)と表彰状を持つ受賞者の皆さん=亀山若山町の市社会福祉センターで】

【亀山】社会を明るくする運動亀山市推進委員会(委員長・櫻井義之亀山市長)は14日、同市若山町の市社会福祉センターで、「令和6年度社会を明るくする運動作文コンテスト」の表彰式を開いた。

櫻井市長をはじめ、津保護観察所の奥田幸生所長、中原博教育長、亀山保護司会の野田健一会長のほか、亀山更生保護女性会の久保田智子会長、各小中学校長ら関係者計約20人が列席した。

昭和26年に全国で「社会を明るくする運動」がスタート。同市では平成5年から、小中学生を対象に、日常や学校生活の中で体験したことを基に、犯罪や非行について考え、感じたことを作文にする「作文コンテスト」が始まった。

主催者を代表して櫻井市長は「地域の絆やつながりを一層強めるためにも、保護司会や更生保護女性会の皆さんのほか、学校、PTA、事業者とも連携を密にし、犯罪のない明るいまち亀山を築いていく」とあいさつした。

同コンテストには、小学生から219作品、中学生からは182作品の計401作品の応募があり、市推進委員会長(市長)賞、市教育委員会教育長賞、亀山保護司会長賞、亀山更生保護女性会長賞、特別賞と入選をいずれも小学生の部と中学生の部で選んだ。

市推進委員会(市長)賞を受賞した、南小学校6年生の両角穂香さん(12)は「誰もが生きやすいと思える社会について書いた」、中部中学校3年生の森田このみさん(15)は「当たり前のことをするのが難しいと思うことを、皆が考えて行動をしようという気持ちを作文にした」と話した。

両角さんと森田さん以外の受賞者は次の皆さん。

〈小学生の部〉市教育委員会教育長賞=渡辺未那(川崎小6年)▽亀山保護司会長賞=林璃音(東小同)▽亀山更生保護女性会長賞=下重羽菜(同)

〈中学生の部〉市教育委員会教育長賞=長谷川桜姫(中部中3年)▽亀山保護司会長賞=西井ひなの(同)▽亀山更生保護女性会長賞=山路悠月(関中1年)。