児童ら防火服で放水体験 四日市の神前小、消防団の役割学ぶ 三重

【消防団員に教わりながら放水を体験する児童ら=四日市市高角町で】

【四日市】三重県四日市市曽井町の神前小学校で29日、市消防団神前分団による仕事紹介の授業があり、3年生49人が地域での消防団の役割を学んだ。

「安全なくらしを守る人々の仕事」について学ぶ社会科の授業の一環。坂下智幸分団長が教壇に立ち、クイズを交えながら消防団の活動を紹介したり、災害に備えた備蓄の必要性を教えた。

児童らは学校の隣にある分団の車庫(同市高角町)内も見学し、団員らの指導で防火服を着て放水を体験した。

小野葵衣さん(9つ)は「ホースが重い。楽しかったけど、実際の火事だったらこうはいかない。消防団の人は大変だと思った」、坂倉学(がく)さん(同)も「ホースが重かった。めったにできない体験ができて良かった」とそれぞれ話した。