からくり人形や夜明け写す 四日市「フォトサークルはづ」作品展 三重

【会員らの会心作が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市東阿倉川の海蔵地区市民センターで研さんする「フォトサークルはづ」(大杉博昭代表)による第2回「写真展」が29日、同市安島の市文化会館で始まった。会員8人と仲間合わせて11人の県内外の風景や祭りなど、55点を展示している。12月1日まで。

大四日市まつりの迫力あるからくり人形「大入道君」、津市・雲出川河口の夜明け風景「陽昇る頃」、長野県南木曽の木造つり橋桃介橋を渡る女学生「登校日」、沖縄県・那覇空港の鉄条網の隙間からジェット戦闘機を捉えた「空港界隈」など、会員らの会心作が並ぶ。

池のコイを多重露光で幻想的に表現した「名もなき池」などを出品した大杉代表(73)は「撮影し、プリントして楽しむ写真の良さを知っていただきたい」と話していた。同サークルは26年前に創設。共に写真を楽しむ仲間を募集している。勉強会は海蔵地区市民センターで月1回、第4月曜日午前10時から正午まで。問い合わせは大杉代表メールアドレスphoto@cty-net.ne.jpへ。